介護福祉士科(募集停止中)

生きる力を生みだす介護です。
地域の歴史や文化、 そこに生きる一人ひとりの生活、 出来ないことがあるという自分、未来への夢、支えてくれる家族や友人、 そんなたくさんの人たちが、 それぞれの生き方を土台にして、 支え、支えられる関係を創るための理論と実際を身に付けることができる。 それが本校の授業です。

修業年限定員出願資格
2 年(昼間) 40 名(年齢・性別不問) 高卒以上

取得資格

  • 介護福祉士国家試験受験資格
  • 専門士
  • 認知症サポーター
  • 日本赤十字社救急法救急員(希望者)
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級(希望者)

特徴

1. 地域交流を通して、福祉の理論と実践を学ぶ
本校では、学生が色々な人と関わり、人間関係を築いていくことがとても大切な学びだと考えています。10 年間続いている比田地区老人クラブの皆さんとの、田植えから収穫祭までの年間行事を通した交流において、学生は人との関わり方、人間関係の結び方を経験から獲得します。

2. 根拠に基づく生活支援の方法を学ぶ
介護の対象者がよりよい生活を営んでいくためには、専門職としての介護福祉士が主体となって、対象者の何に対して支援を行なうのかを明確にすることが求められます。そして、例えば対象者一人ひとりに対して、なぜ食事時に介助が必要なのか。あるいは、なぜ介助をせずに自分の力で食べてもらおうとするのか。そこには、理由 (= 根拠) があります。その根拠に基づく生活支援を行なうためには、本校で学ぶあらゆる知識と理論の統合が必要になります。「介護過程」の授業で専門知識の活用方法と具体的な理論に基づく実践方法について学びます。

3. 担任制によって学生一人ひとりの個性を引き出す 
教員 1 人がクラス担任を受け持ち、学習サポートはもとより、学校生活上の相談も受けます。教員は、学生一人ひとりの個性を大切にし、個性を介護福祉士に求められる能力へと磨くための関わりをします。利用者から信頼される介護福祉士を育てるために、学生一人ひとりが持っている可能性を教員及び学生同士が発見できる体制を整えました。

4. 介護福祉士国家試験全員合格を目指す 
通常のカリキュラムとは別に、国家試験対策を行ないます。クラス単位、個別指導、科目ごとのワンポイント講座の 3 つのステージに分け、学生全員が合格するためのサポートを行ない、国家試験全員合格を目指します。

介護福祉士の魅力

介護福祉士の仕事の魅力
片まひの利用者さんを乗せて車いすのグリップを握った。
タイヤが踏みしめる一粒の石のかけらが、一片の土の塊が掌に伝わってきた。
体の硬さが重さになって伝わってくる。
不安がらせないように、恐ろしくないように、ゆっくりと前へ、進む。
風を感じる。
「あんた、今度も外に出してくれや」
介護の仕事を選んで、良かったと思う。

求められる介護福祉士像
僕がいないときに事故が起きたことがあった。
僕がいないときに一つの命が消えたことがあった。 
あなたらしく、今を生き切って欲しいと思う。 
生まれたとき、生まれてから、そして今。
あなたを知りつくして、少しだけ、生きる手伝いをする。
僕の歴史と、あなたの歴史を重ねて歩く。
介護福祉士の仕事は、命を紡ぐ仕事。

介護福祉士の現在と未来
介護の仕事は「入浴」「排泄」「食事」の介助と昔は言われました。
今は、もっと全人的な仕事と言われています。
つまり、その人がその人らしく生きるために必要な環境を、いろいろな資源を創り出し、つなぎ合わせ実現する仕事です。
それを自立支援と呼んでいます。
この実践が、人の存在の価値を高め、“福祉文化“の名の下に、地域を変えて行くはずです。

近い未来の話し 介護ロボット
現在介護ロボットの開発が進んできています。国は介護ロボットの活用により、介護サービスを安全、安楽に行うように進めようとしています。これにより介護の質を低下せずにすむわけです。大きな負担はロボットに任せ、私たちはもっとその人に寄り添い、共に歩んでいく時間が増えるのも近いかもしれませんね。

学び

 
◆比田地区農村労働体験
2006年に活動を始めた「農村労働体験活動」。地域の十数軒の田んぼの補植や、しいたけの菌植え、ブルーベリー狩りから始まり、現在は広瀬町比田地区にある老人クラブ連合会会長宅の田んぼで、比田地区老人クラブ連合会の方々や地域住民の方々と共に、田植え、草取り、稲刈りを行っています。地域の方々と共に収穫祭も行い、交流の場が広がっています。農村での労働体験を通した地域の方々との交流は、お年寄りの優しさや強さに触れる、人としての成長を促す大切な体験になります。また、初夏の花田植えにも参加しています。

◆海士町福祉体験交流事業
離島である海士町は、島留学、岩ガキ春香や隠岐牛で有名ですが、福祉の根っこになる、人々のながりが今も色濃く残る文化の島です。本校は、3 年前から海士町と福祉人材確保の協定を結び、介護福祉士国家資格取得のための通信教育と現地スクーリングを開催してきました。更に、学生たちは毎年夏に交流研修に出かけています。町の人たちと交流して、地域課題を分析し、その解決法と町づくりを学ぶ研修です。美味しい隠岐の自然付き交流研修は人気沸騰です。

カリキュラム

領域教育内容科目名授業形態時間数
1年2年
人間と社会 人間の理解 人間の尊厳と自立 人間の尊厳 講義 30  
人間関係とコミュニケーション 人間関係とコミュニケーション 講義 30  
社会の理解 社会の理解 生活と社会福祉 講義 60  
地域福祉論 講義   30
選択 選択
※いずれか1科目
人権の尊重 講義 ※30  
ソーシャルワーク論 講義 ※30  
選択必修
(独自科目)
民俗芸能 演習 30  
介護福祉研究法 講義 15 30
地域文化の創造 講義・演習 40 20
小計 23580
介護 介護の基本 介護の基本 講義 30  
介護対象者論 講義 30  
尊厳と自立を支える介護 講義 30  
介護従事者の倫理 講義   30
家政学概論 講義   30
リハビリテーション論 講義   30
コミュニケーション技術 コミュニケーション技術 講義・演習 30  
形態別コミュニケーション技術 講義・演習   30
生活支援技術 介護技術 I 演習 60  
介護技術 II 演習 60  
形態別介護技術 I 講義・演習   30
形態別介護技術 II 講義・演習   30
介護技術指導方法 講義・演習   30
家政学 I (栄養・調理) 講義・演習   30
家政学 II (被服・住居) 講義・演習 30  
家事援助の方法 演習   30
介護過程 介護過程の基本 講義 30  
介護過程の展開 講義・演習 44 16
介護過程の実践的展開 講義 30  
ケアマネジメント論 講義   30
介護実習 介護実習 I 実習 80 80
介護実習 II 実習 120 176
介護総合演習 介護総合演習 I 演習 60  
介護総合演習 II 演習   60
小計 634632
こころとからだのしくみ 発達と老化の理解 発達心理学 講義 30  
老化と高齢者の健康 講義 30  
認知症の理解 認知症の医学的理解 講義 30  
認知症のケア 講義 30  
障害の理解 障害の医学的理解 講義   30
障害の理解 講義 30  
こころとからだのしくみ こころのしくみ 講義 30  
からだのしくみ 講義 30  
生活に関連したこころとからだのしくみ 講義 60  
精神保健 講義 30  
小計 30030
医療的ケア 講義   51
演習   8
小計 059
合計 1,169801
※ 2 年間の合計 1,970 時間

時間割 (2018 年度 1 年前期)

時間割月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
1限
9:00 ~ 10:30
介護の基本 人間関係と
コミュニケーション
認知症の
医学的理解
人間の価値 コミュニケーション
技術
2限
10:40 ~ 12:10
生活と社会福祉 障害の理解 認知症の
医学的理解
介護総合演習Ⅰ 家政学Ⅱ
3限
13:00 ~ 14:30
介護技術Ⅰ 国家試験対策 こころのしくみ 介護過程の基本 クラス会議
4限
14:40 ~ 16:10
介護技術Ⅰ 生活に関連したこころと
からだのしくみ
地域文化の創造 介護対象者論 からだのしくみ

年間スケジュール

1 年 4

入学式

地域奉仕活動

5 地域交流事業 (田植え)


やまぼうしの会研究大会
6

体験実習 (5 日間)

地域交流事業 (草取り)
実習報告会

7

体験実習 (5 日間)

実習報告会

8

海士町福祉交流事業

夏休み

9

前期試験

地域交流事業 (稲刈り)

10

萌黄祭

地域交流事業 (収穫祭)

11 展開実習 (15 日間)
12

事例研究会

冬休み

1  
2 後期試験
3 「日本赤十字社救急法」講習
2 年 4 地域奉仕活動
5

地域交流事業 (田植え)

体験実習 (5 日間)

やまぼうしの会研究大会

6 実習報告会
地域交流事業 (草取り)
7 展開実習 (4 週間)
8 夏休み
海士町福祉交流事業
9 地域交流事業 (稲刈り)
事例研究会
10 前期試験
萌黄祭
地域交流事業 (収穫祭)
11 訪問介護実習 (5 日間)
12 卒業時共通試験
実習報告会
冬休み
1 後期試験
2 卒業研究発表会
3 卒業証書授与式