[2018-05-22] 花田植えに参加してきました
5月20日に比田地区のイベント、花田植えに参加してきました。
島根総合福祉専門学校の女子学生が早乙女になり、田植え唄に合わせて苗を植えました。
比田交流センターに到着し準備している間、あまりの寒さに田んぼに入るのは大丈夫だろうかと不安でしたが、リハーサルが終わり、本番が始まる頃には日も照ってきて、ちょうど良い気候で田植えをすることができました。
まずは牛の代掻き。今年の牛はサービス精神旺盛で、観客を沸かせてくれました。
代掻きが終わるといよいよ、田植えの開始です。太鼓、囃子、歌い手、早乙女が田んぼに向かって行進。
それぞれが持ち場につき、音楽に合わせて、早乙女が苗を植えていきます。これがなかなか大変な作業で、苗を植えるペースは思いのほか速い…しかし学生たち頑張ってついていきました。無事前面に苗を植え終わると、会場からは拍手喝さい!!達成感に包まれたのではないでしょうか。
田植えが終わると、頑張ったご褒美に山菜おこわを頂きました。とっても美味しかったです。(食べるのに夢中で写真がありません、すみません)
そして、出店を回ってお祭りを堪能して帰る、チーム島根総合福祉専門学校なのでした。
お祭りを堪能している間、先に学校に戻った先生方が田靴を洗って下さった話はそっと忘れることにします(笑)
[2018-05-09] 【最大の特色!!】地域交流事業
ホームページがリニューアルされて初めてのキャンパスレポートになります。
フェイスブックでも当校の教員が投稿していますが、島根総合福祉専門学校では、学生が地域に根差した福祉人材に育つように、地域に積極的に出かけています。
本年度もさっそく出かけています。
まずは4月29日、月山にて「大もみじ救出大作戦」に参加しました。月山は島根の武将・尼子一族の月山富田城で有名ですが、その山頂にあるもみじの木を守るために、土を山頂まで運びます。今年は島根総合福祉専門学校の学生だけでなく、大阪健康福祉短期大学の学生も参加し、大人数で土を運びました。重たい土を山頂まで運ぶのは学生にとっては大変なこと、しかし山頂まで登った学生たちの顔は達成感に満ちていました。
帰りには、広瀬町をきれいにするためにごみ拾いをしました。自分たちの学ぶ町のために一生懸命に清掃をしました。幸い、落ちているごみの量は少なく、町の皆様も学生もいつも広瀬町をきれいに保つ気持ちがあるようです。いつもきれいな町、広瀬町へぜひ皆様お越しくださいませ。
そして5月7日、比田地区にて田植えをしました。
この田植えですが、比田地区老人ククラブ連合会の皆様と一緒に田んぼで農作業をし、育ったコメを収穫し、最後は収穫祭をするという1年間のプログラムがあるのです。学生と老人クラブの皆様が交流をし、福祉の心を育むことができる価値ある時間を授業の中で過ごすことができるのです。
あいにくの雨ではありましたが、みんな頑張りました。秋には立派な稲になるよう願いを込めて、苗を大切に植えました。これから、草取り、稲刈り、収穫祭が待っていますが、今から楽しみです。
また授業ではないですが、5月4日、5日には安来刃物祭りがありまして、そちらにも本校の学生がボランティアでお手伝いをしました。
このように、地域に出かけ、地域の方と交流を深め、福祉の心を育てていく地域交流を授業に取り込んでいます。
これから、学生の成長とともに苗の成長もレポートしていきますので、是非ご覧ください。
[2017-11-27] 創立20周年記念式典
11月23日(土)安来市アルテピアにて、学校法人広瀬学園島根総合福祉専門学校創立20周年記念式典を挙行いたしました。お忙しい中にも関わらず、安来市長はじめ、100名を超えるご来賓の方々にご臨席賜り、誠にありがとうございました。式典の中で20年の歴史を振り返るとともに、これまでご支援いただきました方々に対し、感謝状並びに記念品の贈呈を行いました。この20年間、感謝状を受け取られた皆さまだけでなく、本当に多くの方々にご支援いただいて今日を迎える事ができました事、改めて深く御礼申し上げます。
また、2部記念講演・公演では、藤岡大拙氏による「郷土の武将・山中鹿介の生きざま」と題した講演、安来節四代目家元渡辺お糸ご一行による「正調安来節・銭太鼓・どじょうすくい」の公演を行っていただきましたが、こちらも予想を超える一般来場の方にお越しいただき、ご用意したしおりが足らなくなるほど盛況でした。
3部では記念交流会を行い、その中で、中国、銀川大学健康管理学院長 王 炳彦 様に委嘱状の贈呈をさせていただきました。また、卒業生スピーチや記念ムービーの上映など、和やかな雰囲気の中で皆さまと一緒に20年を振り返らせていただきました。
改めまして、多くの皆さまにご臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。今後とも島根総合福祉専門学校をどうぞよろしくお願い申し上げます。
[2017-10-28] 収穫祭(介護福祉士科)
介護福祉士科は、「地域文化の創造」という授業の中で、比田老人クラブのみなさんと交流を深めながら、米作りをしています。今年も、田植えから、草取り、稲刈りまで行い、ようやく収穫を迎えることが出来ました。本日は、収穫祭ということでお世話になった比田老人クラブのみなさんとともに、おにぎりをにぎり、豚汁を作り、収穫を祝いました。
学生は比田老人クラブのみなさんへ感謝の気持ちを込め、1年生は食前に「パタカラ体操の歌」、2年生は「銭太鼓」を披露しました。
1年生の「パタカラ体操の歌」は、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための口腔体操で、先日の授業で習ったばかりということでした。「パタカラ体操の歌」を歌ってから食べ始めると、老人クラブの方より、「なんだか食べやすい感じがする」と感想をいただきました。
2年生の「銭太鼓」も本校の授業の中で渡部お糸先生より習っており、今回は自分たちでアレンジして披露していました。みなさんにもおなじみの歌謡曲で銭太鼓を打ち、会場が大いに盛り上がりました。
本校は、比田のみなさんとの米作りを学校内の授業では替えられない、とても大切な授業だと考えています。比田の空気、みなさんの人間性にあたたかく見守られながら、稲とともに学生も大きく成長させていただきました。
[2017-10-21] 萌黄祭♪
先日、本校の学園祭である『萌黄祭(もえぎさい)』を開催しました。実行委員長を中心に、準備から当日のおもてなしまで、学生が主体となって運営を行いました。
校内には、毎年恒例の学生屋台、近隣福祉施設の方々によるバザーに加え、ハロウィンの仮装をした学生によるカフェ、金魚すくい、とんぼ作りなど。小さい子どもたちからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただけたのではないでしょうか。
介護福祉士科の学生が協力し趣向をこらした各会場には、学生の保護者や地域の皆さんにご来場いただきました。本当に有難うございました。
[2017-10-05] 授業の一コマ(介護)
介護技術の授業で、今日は校内で車いすの介助(移動介助)をしました。
介助される側に恐怖感を抱かせないように車いすを押すのは、意外と難しいのです。
[2017-10-03] 広瀬小学校の皆さんが見学に来てくれました♪
今日は地元広瀬町の2年生の皆さんが「ふくしせんもんがっこうたんけんたい」として来てくれました。
色々な質問をしてくださって、教員が答えること一つ一つに「そうなんだ!すごーい!」と感心を示してくれました。
また遊びにきてくださいね♪
[2017-09-30] OPEN CAMPUSフェスティバル2017(介護)
今日は通常のオープンキャンパスに加え、介護福祉事業所の方にお越しいただき、「就職進学説明会」を行いました。参加者の方からは、「色々な事業所の声が聞けて良かった。就職先の選択の参考になった。」など、とてもご好評いただきました。
また、参加者の皆さんには、事業所の方、本校教員、学生と一緒にランチを楽しんでいただきました。その中で事業所の方に、説明会では聞けなかった現場の生の声を聞いたり、気軽に質問ができたり、「介護あるある」や「学生あるある」を教えてもらったり。とても和やかな雰囲気の中で、自分の将来像が見えてきた方も多かったのではと思います。
来年もお楽しみに♪
[2017-09-09] 9.9学校説明会inアクイール初開催!(大阪健康福祉短期大学保育・幼児教育学科)
今回は、平成30年度後期より新校舎となるアクイールさんに会場をお借りして学校説明会を開催いたしました。会場見学では、教室予定の部屋、ホール兼ピアノ室予定の部屋を見ていただきました。現在は結婚式場であるため豪華な雰囲気ですが、校舎になる時には長机等を配置して教室らしい雰囲気になる予定です!
見学後は、おいしいケーキとジュースでカフェタイム。シェフ特製の甘いケーキに参加者の皆さんの顔もほころんでおられました♪ここで、参加者の皆さんに童心に帰ってもらおうと、教員による絵本の読み聞かせを行いました。皆さんは「大型絵本」をご存知ですか?絵本は元々、大勢の子ども向けのものではなく、近い距離で子どもと触れ合いながら楽しむためのものです。しかし、保育所では大勢の子どもを前に絵本を開く機会が多く、後ろの方に座る子どもには細かい絵は見えづらいもの...。そこで近年、2~4倍の大きさの「大型絵本」が次々と出版され始めました。今回参加者の皆さんに見ていただいた大型絵本は「100かいだてのいえ」という絵本で、休憩時間であるにも関わらず真剣に目を向けて下さり、嬉しく感じました。
保育士を目指す皆さん、絵本は大人が読んでも楽しめるものが沢山ありますので、ぜひ読んでみて下さい!
【お知らせ】
学校説明会開催中です!
新校舎予定地アクイールでの開催は、次回10月15日です。
是非ご参加ください!
[2017-09-05] 平和について考える
本日は、安来市加納美術館の加納佳世子館長にお越しいただき、『恒久平和を希(ねが)って―画家 加納莞蕾―』と題し、講演いただきました。
加納館長のお父様加納莞蕾氏は、安来市広瀬町布部出身の画家で、終戦によりフィリピン刑務所に戦犯として収容されていた日本兵108名について、4年間で43通にもおよぶ釈放助命の嘆願書をキリノ大統領に送りました。キリノ大統領は、妻や子や兄弟を日本兵に殺されながらも、莞蕾氏の度重なる嘆願によって心を動かされ、日本兵を釈放しました。
莞蕾氏の「『許し難きを許す』という奇跡によってのみ人類に恒久の平和をもたらし、『目には目を』ということでは決して達成しえない」という思いが、キリノ大統領に届いたそうです。キリノ大統領からは、「日本人をゆるそうとはよもや思ってもみなかったが、やがてはわが国の恒久の利益の友となるかもしれない国民に、私から憎悪を受け継がしめない事を欲する」という声明を頂いたそうです。
平和とは、「~でありますように」といった他人まかせで実現を願うものではなく、実際に自らが行動を起こさなければ、決して実現しません。安来市は、平成26年に「非核平和都市宣言」を制定し、加納美術館周辺で平和のつどいを実施し、参加者一人一人が平和への意識を絶やさない機会を設けています。本校の学生も、平和のつどいで使用する行燈を作成いたしました。
今回の講演の学生の感想を一部紹介いたします。「ご飯が食べられる、学校に通える、働くことが出来るなど、恵まれた環境の中で生活できることに幸せを感じた。生きたくても生きられなかった方々の分まで精いっぱい生きていかなければと思う。今回の講義で『人』という字のように人は支え合い生きていることを改めて感じた。私自身も人を支え、支えられて、今後も今自分がすべきことに向かって頑張っていきたいと思う。」「行燈作りは、決して戦争という恐怖が復活しない為にも、私たち一人一人の気持ちに平和という火が灯る大切な活動だと感じた。」「平和は奇跡であり、尊いことだと感じた。その尊い平和を守る為に、私たちはいったい何が出来るのだろうか。それは自分の事ばかりではなく、相手の事を認め、尊重していくことだと感じた。」